Sound of Music


2005.1@東京厚生年金会館
ホリプロ


歌詞   リチャード・ロジャース
音楽   オスカード・ハマースタイン二世


ホリプロでチケットがお安くなってたので購入してみました。
どうせ末席のどこかだろうと思ってたんだけど思いのほか良い席でした。
どちらかというと右よりの階席でしたがけっこう見やすかったです。
正直あまり期待してませんでした。いや〜、外人さんの役者さんだから知ってる人いないしネットで安くなっちゃってたから(しかもホリプロで)期待はしてなかったものの思いのほか良かった!
さすが後々まで名の残るだけのある名作でした。

はじめの方はどうも大道具が地味だし振り付けも手抜き?歌が上手いのにもったいないとか東宝とか四季、宝塚みたいな派手なものになれてたんで正直思いました。でも子供達の踊りも良くてあまり気にならなくなってきてました。可愛いし、あとみんな歌が上手い!!マリアさんをはじめ大人連中は当然としても子供もよく声が通る。
てか大佐、子供多すぎ!しかも16歳の娘がいて年齢不詳だけど若い奥さんもらって。。。いいなぁ(笑)
それはさておき一番小さい女の子、可愛い〜。7人もいると名前が覚えらんなかった。。。
でも一番上のお姉さん。16歳でもすぐ17歳になって男の人がいっぱい寄って来るけど君は男の扱い方を知らないとか歌ってる歌があったんだけど彼氏さんと思われる人、危険だとか歌ってながら「あんたの方が危険な気が。。。」とか思ったのは私だけ???
まぁ良い人っぽいけどね。ラストで助けてくれたのこの人だよね?

マリアさんと大佐が踊ってるところはすごい素敵でしたね♪純粋に踊りも綺麗だし。
しかも大佐のプロポーズに対するマリアさんの返事が好き。
「結婚は誰に申し込んだら良い?」
「子供達に!」
すごく7人の子供達を大事にしてるんだなぁって伝わってきます。
でもさっきの若いカップルもかわいくって好きだけどね。

JR東海でおなじみ「私のお気に入り」をはじめ、「サウンドオブミュージック」「すべての山に登れ」etc....名曲ぞろいでした。特に上の三つがお気に入り。
あの有名なドレミの歌も英語と日本語かなり歌詞違うようですね。ドーナツのドは一緒だけどレは太陽の光、ミは私、ファは遠いところ、ソは針仕事、ラはソの次(そりゃあそうだ)、シはティでジャムののったパンとご一緒に♪て。(うろ覚えなので違ってたらごめんなさい)
ティのパンとご一緒に、てのがとても素敵。
「すべての山に登れ」は修道院の人たちがうたってたものだとは思いませんでした。合唱コンクールでコレとエーデルワイスを歌ってるんだと。。。でもエーデルワイスってとても故郷への愛情に満ち溢れた歌だったんですね。日本語訳じゃ全く気付かなかったわ。
前これをテレビで見たことがあるんだけどこのコンサートのシーンは映画のほうが好きだった気が。でもまぁ劇だと限界あるしね。そもそも映画のほうはかなりうろ覚えだし。

あまり華やかな作品ではなかったけどとても素朴であったかい良い作品だったと思います。
今年初めて見る作品ですが第一作目にふさわしい感じでした。

でもカーテンコールがかなりさっぱり。
みんな結構気持ち盛り上がってるのに2回くらいで終った。。。長すぎても困るけど短すぎてもさびしいねぇ。この辺もさすが外来物?このさっぱり感。






デモクラシー


2005.2.11@シアター1010

ブラント:加賀丈史
ギヨーム:市村正親

加賀さんと市村さんの共演ということにつられて見てきました。面白いんだけど政治的な話なもんだからちょっと難しかった。。。もうちょっといろいろ歴史の話を知ってたらより面白く見れたんだろうな、とは思います。個人的にはブラントより物腰のやわらかそうなギヨームのほうが好きだなぁ。とまぁそれは好みの問題。私はそういう趣味はあまりないけど二人の関係を見てると同人系の人たちが喜んでネタにしそうな。。。とか正直思ってしまった。

なーんかクレッチマンとヴェイナー以外特徴がいまいちつかめずそのへんうやむやのままに終わる。でもヴェイナーの藤木さんが非常にいい味出してました。どこがといわれたらうまくいえないんだけど。
演出はいろいろと良かったし劇としては非常に面白かったんだけどなーんとなく当たりとは言いにくい部分もあったかも。というよりも宣伝に踊らされすぎだかなぁ。。。(涙)とりあえずパワーゲームというほどの力強さはあいにく感じられず。

実はこの舞台、最初の10分ほど遅刻したんだよね。で、その割には前のほうのど真ん中の席だったため周りのお客さんに非常にご迷惑をおかけしました。が、後ろの席でいびきかきだしたおじさんもどうなんだろーね。まぁかく言う私も一瞬眠くなりましたが一生懸命起きました。

物腰のやわらかそうな市村さんは好きなんだけど他の人は加賀さんにちょっと興味あったくらいであとはどっちでも。。。という状態だったから。まぁそんな感じなもんで見ているときはそれなりに楽しくはあったが興奮冷めず。。。というほどではなかったかなーというのが正直なところの感想でした。。。





十戒

2005.3.1@代々木国立競技場第一体育館
歌詞   Lionel Florence & Patrice Guirao
音楽   Pascal Obispo


モーゼ:セルジオ・モスケット
ラムセス:アメッド・ムイシ
ネフェルタリ:ジニー・リーヌ
ヨケベット:アンヌ・ヴァラン
ヨシュア:パブロ・ヴィラフランカ
アロン:ファビアン・リシャール
セフォラ:クラリス・ラヴァナン
ビティア:リディア・マルジエリ
ミリアム:アニサ・スティリ


本当は次の週のの金曜日にチケットA席取ってたんだけどどーしても東京初日が見たくって(笑)昨日急遽S席を取りました。いや〜大阪の初演平原綾香さんいたらしいしまたゲストとか言ってやるかなー、て。別にファンじゃないんだけどそういう特別な催し物をやってる公演を見てみたいな〜と前々から思ってたので高かったけどこれを機会に。

劇は一部はかなり展開が早かったような気がします。ちょっとついていってませんでした。
チケットがかなり売れ残ってるようなので心配はしてたんですが(じゃあ二度も買うなよ)かなりおもしろかったです。
てか、代々木国立競技場第一体育館、かなり大きくてこれは売り切れないな、とある意味納得。人が米粒みたいにびっしりって状態なんだけどそれでも席が余ってるし(笑)客席広すぎ−。
そして舞台セットはかなりゴージャスでした。
てか2〜3ヶ月上演する某帝劇でのエ○ザ(某の意味なし)のセットがあんなにちゃちいのに2週間しかないコレがこんなに豪華だってのに驚き。

そして始まって音楽が大きい大きい。
S席もといアリーナ席だったんですが音がびんびんで音の振動で椅子がゆれてました。。。隣のおばさんも…てかおばあさんくらいの年代?の方が耳を半分くらい時々抑えてました。
モーセの生みの親ヨケベットが子供を手放すところ、そして育ての親ビティアが拾うところとかすごく良かったです。
けど微妙に育ての親が声が低すぎて最初え?男の人の声?とか思ってしまった。。。すみません。なんとなくそうっぽく聞こえた部分もちらほら。
ステージの右っ側がヘブライ人で左っ側がエジプトってのもすごくうまいな〜と思いました。
わかりやすいし。

そしてモーセが追放されるとき一番かわいそうだな〜と思ったのはセティでした。なんかわざとじゃないとはいえ追放せざる終えない状況でやむ終えず追放したのにネフェルタリとラムセスと二人して攻め立てられてるし。。。一言もしゃべらぬ間に彼は死んでくし。あんなに攻めなくっても〜〜〜。みたいな。

モーセの結婚相手セフォラは何人なのかわかりませんが衣装がとっても華やかもとい派手。女王様のネフェルタリよりも豪華な気がしてならなかったです。でも綺麗でしたよー。ただ一般市民なのに綺麗過ぎって気が。。。

そしてその辺で休憩に入り2幕目。
自由を訴えるところとかとっても良かったですね。そして奴隷の解放が認められたところのおまつりさわぎも好き。
たぶんモーセの母のミリアムじゃないかなーと思ってるけど中心に歌ってる女の子がとってもうまいですね。どういうとかいう役でもなくただ歌ってるだけなのにすごい存在感。そういう意味では黙ったまま強烈な存在感を残していったセティアもすごいが。そしてだまったまま去っていく役を引き受けた役者さんもえらい。

そうして海を前にして立ち往生しているときのヨシュア?(と思う)が中心の歌もすごく好き。一番好きかも。そして海が裂ける時の演出が最高にすごかったです。心の中できゃーきゃーさわいでました。ドライアイスみたいなのがしゅわーってうまく海が割れてるみたいに見せてくれて。
ラムセスとモーセの別れのシーン、悲しいシーンなんだけど二人抱き合ってるところを引き剥がして引っ張ってるのを見てるとなんか「綱引きみたい。。。」とか思ってしまいある意味笑えました。ごめんなさい〜。
でも二人とも超絶叫していい感じでした。

最後の十戒を教えて終わるのがちょっと微妙に間がぬけるかなーとかちょっと思ったかな?
このシーンを削らざる終えないのはわかるけど海のシーンには劣るかな?みたいな。

とはいっても全体的にはとてもよかったと思いますよ。歌も歌でうまいし踊りも踊りでうまいし。
人数も超裂いてるしこれだけ手間暇のかかるのをよく日本に持ってこれたなーと感心します。セットも照明もすごいし。

そして期待のカーテンコール。
おいでおいでってしてくれたので同じアリーナ席とはいえ後ろのほうだったけど即飛び出して行きました。

そして平原綾香さんも予想通り出て歌ってくれました。おいでおいでしてくれたとき急いで飛び出してたおかげ?でかなり近くで見れました。かわいいなぁ。でも日本語なのに何言ってるのかわかりませんでした(笑)まぁ生で見たという満足感だけでまぁいいです。別にファンじゃないし。

ネフェルタリってはじめの歌のときなんだこいつは???とか正直思ったんだけど全体的に見てると結構好きだなー。役としてってゆうかカーテンコールで目あって笑顔が超素敵だな−って。そっちのほうが大きいかな???
あとミリアムは純粋に歌がうまいなーと思って好き。なんかかわいいし。
ビティアはヘブライ人に合流した後の飾りをつけてないほうが好きだなぁ。綺麗。

カーテンコールのときダンサーさんがアクロバットとかいろいろ披露してくれてすごかったです。
前出てよかった〜。前のほうだと超迫力で見れるわけだし。後ろのほうだと熱が前で見るのには劣りそうだし。
ただ役者さんに梅のりのおかし渡したくて安いもんだし渡しそびれたら自分で食べようくらいの気持ちで買ったんだけど渡せなくてちょっとショック。。。

でもおもしろかったし歌も踊りも良かったしうきうきでした。





アンチゴーヌ


2005.3.8@四季劇場「自由」
劇団四季

アンチゴーヌ:野村玲子
クレオン:日下武史
エモン:阿久津陽一郎
イスメーヌ:坂本里咲
乳母:丹靖子

今回自由劇場にはじめていきました。劇場はこじんまりとしてえらく綺麗でした。ちょっとびっくりしました。
でも劇自体は微妙かな〜。
野村さんのアンチゴーヌは…まぁ可とも不可ともなくって感じですがその恋人役、かなり大根役者???とか思ってしまった。。。(好きな方、ごめんなさい)でもアンティゴーヌのお姉さん役の坂本さんはとてもよかったですね。でも野村さん、何歳かは存じませんがホントに20歳に見える感じだったっていうのは評価したいです。もうちょっと個人的に激しさが欲しかったけど、でも思ったより良かったです。

台詞の組み方は非常におもしろかった部分はありますね。ただ「はい」といい続けるクレオンと「いいえ」といい続けるアンチゴーヌ。
でもアンチゴーヌのオイディプスが「自分の目をつぶしたのはみにくい周りを見たくないから」、て発言はどうなんでしょうね。クレオンだったかな?

「知ってはならない」

すべてはこの台詞に起因すると思うのだが。でもクレオンがアンチゴーヌに言った事実を知るとかなり彼女の行為は無意味だったなーという気がしてならない。そして考えていくうちにこの作品のテーマって何なのかよくわからなくなってきます。

個人的に微妙だな〜という感想を持ったけどそれ以前に作品自体も、ちょ〜っと難しい作品でした。
内容自体はおもしろいと思うけど。
個人的にはアンチゴーヌよりアンドロマックのほうが好きだったかな





オペラ座の怪人


2005.3.10@四季劇場「海」
劇団四季

ファントム:高井治
クリスティーヌ:佐渡寧子
ラウル:内海雅智

ついに見ました。オペラ座の怪人。結論としては…映画版のほうが好きだな〜とは思いました。それをいっちゃ見も蓋もない。でもクリスティーヌは思っていたよりよかったです。ファントムは…まぁ歌だけならまぁいっか。ラウルは可もなく不可もなく。ノーコメント。でもまぁいろいろ見せどころも多くおもしろくはありました。

とりあえずメイン三人を一人ずつコメントします。怪人さんはまずなにより個性がないっていうかキャラクター性が捕らえにくいです。歌は下手ではない。でも上手いかといわれるとちょっと物足りない。。。上手く言いにくいのですが楽譜をそのままきちんと歌っている優等生的な感じですかね?音はとれてるし楽譜に沿ってるけど気持ちがこもってない。。。でもラストにクリスとラウルに船にのって出て行け、て言ったところはすごいいい感じだったし部分部分の見せ場はいろいろとありました。
それはともかくとしてなぜラスト、ファントム頭まではげてるんでしょうか???マスクは取る必要あるけどカツラを取る必要は。。。はげが気になって仕方なかったです。あともうちょっとクリスとの身長差が欲しかった。。。

そしてクリスは思いのほかよかったです。あまり期待してなかったけど。歌も普通に上手かったしね。なんかホントにラウルとファントムの間で揺れている感じな気がしたし。なんとなーく夢見がちというよりも大人なしっかりしたクリスでした。前半ラストのほうのオペラでカルロッタの愛人の小姓になってるクリスが超かわいい♪

最後にラウル。ラウルは〜歌がどうとか何がどうこういう前にクリスのあの外人的な感じにしている顔とラウルのいかにも日本人的な顔が並ぶとちょっと笑えて仕方なかった。。。もうちょっとメイクでどうにかして欲しかった。。。それが気になって仕方なくて特に印象のないラウルでしたがなんか若干大人しめ???

とまぁキャストをけちょんけちょんに言ってますが全体で言えばまぁおもしろかったです。見せどころもけっこうあったし。ファントムがクリスを連れて行こうとする「オペラ座の怪人」前のシーンでファントムの顔が鏡に浮かんでるところも仕組みがすごい気になったしその後の「オペラ座の怪人」のシーンもすごい綺麗?だったしよかったです。クリスのために用意したウェディングドレスを見せるところで人形が動き出したのに笑えた。あそこで脅かす必要ないじゃん、っみたいな。そしてラストでファントムに投げ捨てられた人形。哀れ。。。
それから「墓場」のシーンでファントムが火を出してるところがちょっと楽しかった。。。火がちょろちょろって出ててかわいいな〜と。ホントラウルの言うとおり「子供だまし」だし。
ラストのほうではファントムが椅子に座ってマントで隠れて、メグ・ジリーがマントをはがしたときは仮面のみが残ってたシーン。種も仕掛けも大体わかるけど上手いなーと思いました。
メグジリーは歌は普通だったけど動きはかわいらしかったかな。さすが「将来性のあるダンサー」

舞台設備を今度じっくり見てみたいな〜。無理か。。。


映画版のオペラ座の怪人の感想はコチラ





エビータ


2005.3.10@四季劇場「秋」
劇団四季

エビータ:井上智恵
チェ:芝清道
ペロン:下村尊則

この日の昼に四季劇場「海」で「オペラ座の怪人」を見てから劇場「秋」まで歩いて来ました〜。純粋におもしろかったですね。さっきオペラ座の怪人で開演前にキャスト表もらい忘れてたのを教訓に?劇場に着いて一番にキャスト表をもらいました。そしたら下村さんと芝さんの名前を発見♪この二人、四季の中ではお気に入りなのでいっきにウキウキです。

こちらも同じくメインキャストについてコメント。

エビータはいかにもって感じ。歌いっぱなしで結構大変な役なんでしょうね。時々声がかすれたりしてましたがそれでも歌も上手かったしとっても雰囲気も出てたしよかったと思います。迫力あったしね。最初のレクイエムエビータのシーン。私の席かなり後ろのほうだったので本物か偽物かわかりにくくて一生懸命オペラグラス越しににらめっこしていました。

チェは…あぁ、チェだな、と(わけがわからん)。イメージそのまんま。違和感なさ過ぎてコメントできないかも。チェってエリザベートのルキーニとポジション的には似た役なんだけどルキーニがエリザの敵でも味方でもないのに対してどっちかというと批判的にとにかく見ているようですね。まぁ周りが宗教的に彼女を信仰しているキャラが多かったからかな?ラストのカーテンコールでちゃっかり一人目立ってましたね(笑)そして微妙にJCSのユダとかぶってたかも。でもすごくこの人の歌って印象に残りますよね。
芝さんに会った?のは久しぶりだったので彼の声がとっても懐かしかったです。確か前は。。。マンマミーアかな?(アンドロマックか?)

ペロン大佐。ホントこの人エビータいないと何もできないんじゃ。。。と思いたくなるような人でした。てかペロン大佐。まぁ元からそういうキャラだが。エビータに元愛人を追い出させるなって。。。そんくらい自分でやれよ、みたいな。でもニューアルゼンチーナのシーン(1部のラストのほう)のペロン大佐は妙にかわいかったです。そしてこの人、歌…というか声も好きなので安心して聞けました。エビータとの出会いのシーンの歌は好き。下村さんって二枚目じゃない役が似合う気がする。

コレ見てるとエリザと微妙にかぶるのよね。そしてニューアルゼンチーナはミッズの革命のシーンとかぶる。。。一緒にいた友達も「アルゼンチン版ミッズだ」って言ってたくらいだし〜そう思ったのは私だけじゃないようです。舞台装置とか衣装とかはちゃちいっていえばちゃちかったけど歌も全体的に良かったしおもしろかったです。

でもラスト、エビータはペロンに捨てられたのかなんなのかちょっと謎でした。「知らない」とかいって去ってった割には最初の葬儀にはいたし。




十戒

2005.3.11@代々木国立競技場第一体育館


歌詞   Lionel Florence & Patrice Guirao
音楽   Pascal Obispo


モーゼ:セルジオ・モスケット
ラムセス:アメッド・ムイシ
ネフェルタリ:ジニー・リーヌ
ヨケベット:アンヌ・ヴァラン
ヨシュア:パブロ・ヴィラフランカ
アロン:ファビアン・リシャール
セフォラ:クラリス・ラヴァナン
ビティア:リディア・マルジエリ
ミリアム:アニサ・スティリ


またまた代々木国立競技場に行ってきました。またもや十戒です。
なんか一週間前にも行ったけどすごいパワーアップしてたかも
もともと買ったチケットはA席だったんですがたまたま私の席として配列されたところが非常に見難いから席を消したか何かでと〜っても前のほうになっててちょっとウキウキでした。前の方の&端っこのほうのブロックでしたね。
前よりも前のほうの席に座ってたんですが迫力もその分すごかったですね。海の割れるシーンとか改めて感動ものだったし。ほんとに良くできてます。ちょっと音量が心配だったんですがちょっと大きめじゃない?ていう程度だったんでまぁ良かったかと。前回は大きすぎたのか何なのか。椅子が音で揺れてたから。。。

最初の赤ちゃんがいっぱい殺されてるシーンのインパクトは前のほうが強かった。でもネフェルタリの最初の登場シーンの歌。どっちを選べば良いのか〜的なやつ。前は何言ってんだこの小娘は。。。て感じだったんですが今回のはほんとに苦悩してるって感じ。彼女にとってはどちらも大切な人だけど選べといわれるともう一人を傷つけてしまう。だから選べないみたいな。でも彼女の衣装は最初の真っ白なままのほうが個人的には好きなんだけどね。

そして前回はアロンとヨシュアがごちゃごちゃになってたのですが今度はちゃんとわかりました。devant la merはヨシュアの歌かと思ってたらアロンだったんだ。。。お兄さんお兄さん。
そしてミリアムとヨシュア、仲良しね♪カップルなのかな〜とか思っちゃうくらい。(真偽わかりませんが)でもモーゼがエジプト兵士を殺しちゃったときのヨシュアとモーゼのソロはとっても好き。海を前にして立ち往生しているアロンの歌も好きだけど。

ミリアム超かわいい!モーゼがエジプトを追放された後のOhmoiseの歌の彼女の声が頭から離れない。。。家かえってもう一度この歌が聞きたくてCDを聞いたんだけど役者さん違うのよね。今回のキャストさんのアニサの方が絶対良いわ。。。そしてヘブライ人が解放された後の衣装がとってもかわいい。あーこの子の歌もう一度聴きたい。。。

最後のモーゼがヨシュアと一緒に十戒を授かりに行っているところの乱痴気騒ぎ。モーゼの二人のお母さんと奥さんは舞台の右端から帰っていったのに大してアロンとミリアムは真ん中突っ切って行ったのであの騒ぎに参加したのかと一瞬焦ってしまいました。。。後ろに入ったの。私の席的には見えなかったので。モーゼが帰ってきたとき一緒にお母さんたちと出てきたのを見てちょっと安心。

なんとなくこの劇、主人公より脇役のほうが好きかもね。もちろん主人公たちも好きだけど。どっちかというとラムセスのほうが色っぽくて好きだけど。どうでも良いですがモーゼの言う神様。つくづくエジプト人には冷たいよな。何も男の子全部殺さなくっても。。。ネフェルタリとかラムセスがかわいそう。。。ここのところのラムセスはほんっとにかわいそうです。一緒に悲しくなっちゃうわ。

あとモーゼの奥さんの歌、聞いてて悲しくなるよ〜。十戒をもらいにモーゼが行っちゃったときのとか二部の始めのほうのtu t'en vasとか。歌詞がすごく綺麗だし。フランス語は聞き取れないんだけど字幕見てると綺麗だな〜と。そして結婚式の赤い布もとっても綺麗〜。そしてこのシーンのモーゼがまたかわいい♪超笑顔なんだもん^^

ダンスもすごいし歌もすごいし。じ〜っくり見てると衣装もほんとに良くできてるしとっても良かったです。前見たときはおもしろかったんだけどまぁこんな感じか〜っていう状態だったんだけど今回見に行ってほんとにはまりました。2回目にして本当の意味でこの劇のすごさがわかったかも。
もう一回行きたかったなぁ。。。でも今週の日曜で終わるしミッズに日曜行くしねぇ。。。あぁ悲し。そしてなんで十戒のCDのミリアムはアネサじゃないんだ。。。この人のOhmoiseが聞きたい。。。うぅ。アネサにはまりまくりだった私でした。

そしてまたいつか十戒、来日公演を今回のキャストでやって欲しいです。全員無理ならミリアムだけでも。。。

あ、そういえば今回のカーテンコール、かなりすごかったです。キャストさんたちと握手できた〜。ダンサーさん何人かとモーゼもラムセスもヨシュア、ミリアムなんかとも握手できてかなりウキウキです。ミリアムの手が超きれい!!さらさらの綺麗な手だったよ。
てかステージ前に向かう途中。私が女の子にぶつかってしまったのかもしれないのよね。もしくは椅子に引っかかったか。とにかく私の目の前でこけてしまったのよね。「あ、大丈夫ですか?」とか焦って止まって聞いたんだけどそんな必要なさそうでした。椅子を直してまた速攻走り出してました。彼女(笑)お花用意してた人もいたし。梅のりお菓子今回忘れたんだけどもって来れば良かった。。。





レ・ミゼラブル


歌詞   ハーバート・クレッツマー
音楽   クロード=ミッシェル・シェーンベルク


2005.3.13@帝国劇場
東宝


バルジャン:山口祐一郎
ジャベール:今拓也
エポニーヌ:ANZA
ファンテーヌ:井料瑠美
コゼット:知念里奈
マリウス:泉見洋平
テナルディエ:徳井祐
テナルディエの妻:森久美子
アンジョルラス:坂元健児


始まって司教様にヴァルジャンが助けられるまでは相変わらず展開速いな〜と思いつつ見てました。そして山口さんのソロ。やっぱいいなー♪
シャンマシュー事件の裁判の時のラストの「24653」って高らかに歌ってると聞いてる方が気持ちよくなりますね〜。
てかファンティーヌの死ぬシーン。彼ファンティーヌを抱き上げながら歌ってますよね。。。え〜え〜え〜???とかなりすごい!と思いました。マリウスを助けるため下水道を通ってるときも肩で支えながらそういえば歌ってたな。。。すっごい歌いにくそう〜。。。そんな状況でよく歌えるな、と驚きでした。

それからファンティーヌ。工場ではちょっとファンティーヌにしては大人しめ??とか考えたりしましたが「夢破れて」では力強い…ていうか誰だったかの言葉を借りるところ突き上げるようにいい感じで歌っててくれたので良かったかと思います。

リトルコゼットを引き取ることになったときヴァルジャンがコゼットをぐるぐる〜ってやるところ、すっごい好き♪あぁもう幸せそう!!そして幸せって伝染するのね。私も幸せな気分になっちゃうわ。私もリトルコゼットになってぐるぐるってして欲しいvでもあまりにぐるぐるやってるからヴァルジャンもコゼットも目ぇまわりそう(笑)

テナルディエ、味はあるし「正直が一番、こればあちゃんの遺言」発言とかいろいろおもしろい人だったが歌が単調???とかちょっと思ったりしてたんですね。もっとひやひやもんだったのがコゼット。高い音がはずしてる。。。テナルディエは歌以外にウケも見せ場なので良いとしてコゼットのこれはちょっと。。。1部の終わりの方のマリウスとのデュエット(あ、エポニーヌもいるか)がホントは音楽的にはすごく浸れる曲なんだけどちょっとドキドキハラハラ。エポニーヌも微妙にこもったような声をしてた気がするので2重でハラハラしてました。いや、ほんとに。。。
コゼットは結局最後まで正直ハラハラしっぱなしだったんですがエポニーヌは「On my own」やその後の死ぬシーンはなかなか良かったので安心。エポはこの二つが見せ場だもんね〜(と個人的に思っている…)のでこの二つがよければ掴みはOK。しかし島田さんの伝説のエポ見たかったな〜。チケット取れなかった。。。

とまぁそれはさておきバリケード。アンジョルラス、「誰も寝るな〜」と歌ってる割にマリウスだけ「休め」とか言ってるしちゃっかり寝てるし良いのか?マリウスだけ特別扱い?とちょっと突っ込みたかったです。

そして山口さんの「彼を家に」は相変わらず素晴らしい。「月日の波にもまれて〜♪」のあたりなんてもううっとり。ほんとに後光が射してるって感じでした。ただ前半がいまいちもうちょっとな〜て感じではあったけど。

ガヴローシュが死ぬところはいつ見ても「ああ無常」です。いっつもショックなんだけどそれがある意味心地よい。。。不思議だなぁ。アンジョルラスが赤い旗の上に十字架みたくなって死ぬシーンも同じ感じですよね。真っ白い光がさしてるのが血なまぐさいシーンなのに綺麗だな〜と思える。アンジョルラスの坂本さん。なかなかいい感じでした。歌も上手だったし頼りになりそうなリーダーぽくって。
今までアンジョルラス、マリウス、ガヴローシュその他大勢だったんだけどグランテールがえらい印象に残りました。ガヴローシュと一緒にいると兄弟みたいですごい和み。スカーフみたいなのがおそろいぽいし。アンジョルラスに「酒はやめろ」って怒られてるし。変なところで一人和んでました。

マリウスは相変わらず優柔不断。。。いっつも嫌い嫌い言って終わってるんだけど今日のマリウスは優柔不断でもほんとに心がやさしい人だな〜っと思えて良かったです。なんでそう思えたのかは謎ですが。歌もまぁまぁ良かったし。

そして結婚式。テナルディエ妻の森久美子があいかわらず楽しい〜♪けばけばしいドレス着ていつものごとくぐるりんとまさにに転がってるし。てか場所にあわせてるのはわかるけどテナルディエ夫妻貧しいんだからそんなドレスあるわけないじゃん、て思うんだけどね。あ、盗品かな?ひょっとして。。。てか劇だとテナルディエが教えようとしたことってヴァルジャンがマリウスを助けたことなのかね?本だとヴァルジャンが人殺しをしたって事を教えようとしてたからちょっと驚き。この人たちは多分この作品中一番どうしょうもない悪役ながらみんなに愛されてるって言うだから不思議ね。話自体暗い中で唯一明るさ(つまり笑い)を持ってくるから。

で、ラスト!「民衆の歌」の歌詞変え番が相変わらず感動です。すごい覚えやすいしラストだしですごく印象に残るんだよな。でもコゼットのソプラノがびみょ〜に気になりました。かなり苦しそう。。。今までコゼットの役者さん誰でもいいやと思ってたがコゼットの役者さん、意外と重要だったことに気づかされました。。。






エリザベート(宝塚版)


歌詞   ミヒャエル・クンツェ
音楽   シルヴェスター・リーヴァイ


2005.3.18@宝塚大劇場
宝塚

エリザベート:瀬奈じゅん
トート:
ルキーニ:霧矢大夢
フランツ・ヨーゼフ:初風緑
ルドルフ:大空祐飛

すっごい「げてものげてもの」と聞かされていたからさて、どんなにひどいものかと思いつつ見に行ったんですが思っていたよりずっと良かったですね。帝劇のものよりもストーリーとして分かり易いし帝劇版でカットしてほしくない部分がカットされてたりというのはありましたが演出そのものはこっちの方が断然良かった。結婚式のシーンなんかは皇帝陛下とダンスのシーンから「最後のダンス」にかけての鏡が割れるような演出はすごく良いな〜と思いました。

トート閣下も今まで山口さんのやってるのしか見たことなくて女の人がやるってどんなかんじなのかなーとか思ってたんだけどなんだかこっちの方が合う気がしました。いや、山口さんや内野さんがどうこうではなくって雰囲気として女性がやったほうがなんとなく幻想的な雰囲気があるかな、と。しかし彩輝直さん?彼女の声とか歌いかたはどーしても好きにはなれなかった。友達いわく「下手だから当然」とのこと。しかもマイクが大きすぎて一部耳痛い。。。とか思ったり。でも二部はまぁまぁ良かったな

逆にエリザはとっても良かった。若いところから年をとったところまで違和感があまりなかったし。(お年をとられたところはちょっと違和感あったかな?まぁ許容範囲)「私だけに」は出だしまでが長くって早く〜〜とか思ったけど歌いだしたら良い感じでした。今回余り期待してなかった分良い意味でびっくり!

そしてフランツは〜東宝の鈴木さんの方が好きだから。別に演技がどうとか歌がどうとかじゃない。普通に上手いとは思う。でもね、母親もしくは妻がいないと何も出来ないくせにあの気障さ。どうなんでしょうね。鈴木さんの場合はもうかっこいいという言葉は取りつく島もなく駄目駄目な人だからまぁOK、みたいな。でも劇が全部終わったあとのラストの「愛と死のロンド」はトートのやつよりよかったな〜と。

ルドルフもやっぱり東宝の井上さんのほうが好きだったかな?友達にそれを言うと「王子様キャラを期待してるの?」といわれました。が、そういうつもりはないんだけどこのルーディ(勝手にそう呼んでます)は結構しっかりしていて全部自分の意思で行動してるって思うんですね。それに対して井上さんのはまだ未成熟で流されている部分も結構ありそうな。。。そんなイメージの違いがあって大空さんかな?ルドルフ役。彼女のルドルフのそんなキャラのイメージと「ママ、ママ」言ってるイメージで「勝手にしろ」といいたくなるのよね。。。まぁその後に続くエリザの「あなたはもう大人」ていうエリザの台詞に真実味が出てくるわけだけど。

ゾフィーは誰がやってたのかよくわからなかったのですが帝劇のゾフィーと違ってスマートだし普通に綺麗で一瞬違和感あったんですが役のイメージ自体はなかなか良い感じだったかと思います。が、まぁ帝劇版のほうがわかりやすいといえばわかりやすい。彼女に関しては。こちらは白雪姫の継母な感じかな。

とまぁ相変わらず文句を並べてましたがとても分かり易く面白かったです。そしてみなさん発音がすごく良い。言葉がはっきり聞き取れる。あまりにもはっきり聞こえすぎてびっくりでした。
ただ〜。
エリザの終わったあとのラストのカンカンダンスだけはちょっと。。。エリザの雰囲気がバニーガールで崩れてがっくしくるんですよ。まぁそれは別に宝塚ファンではないから抵抗があるってのも結構大きいのかな?とりあえずなんだかんだで結構楽しんで帰りました。






レ・ミゼラブル


歌詞   ハーバート・クレッツマー
音楽   クロード=ミッシェル・シェーンベルク


バルジャン:山口祐一郎
ジャベール:今拓也
エポニーヌ:ANZA
ファンテーヌ:マルシア
コゼット:剱持たまき
マリウス:藤岡正明
テナルディエ:徳井祐
テナルディエの妻:森久美子
アンジョルラス:小鈴まさ記


今まで何回かミッズを見ていますが今まで見た中で一番良い感じでした。前回、前半がちょっと消化不良だった気がしたけど山口さんも最初っからかなり素敵に歌っててくれてたしファンティーヌもすっごい激しいし本当に母親って感じ。ファンティーヌというキャラを超えて「母親」て感じ。彼女のソロを聞いてるだけでこちらまで泣けてきた...アンジョルラスやマリウスは前回見たキャストさんのほうが好きなんだけど個人個人の良し悪しじゃなくて全体的に良くてほんとに感動しました。てか泣けてきました。。。前回山口さんに関しておばさんたちが背が高いから並んでるだけで一目でわかるよねーとか言ってたから気をつけてみたらホントに一目でわかるわ。
アンジョルラスは行動的な革命家っていうより思想家っぽい…のかなぁ、もうちょっとテノールな子供っぽい印象なんだよね。いい意味でもっと純粋そうな。まぁ声が私のイメージの感じとあってなかっただけなんだけどね。マリウスは別に普通。。。て感じなんだけど前のマリウス君のほうがやさしそうな感じで好感をもてたんだよね。
でもコゼットは今回の剣持さんの方が断然良かったしエポニーヌやテナルディエも役者さんは一緒だけど歌とかうまくなってる気がするし。キャラがなじんできてるし。
ジャヴェールも前と一緒でしたがまぁ良かったです。
以外に今回気に入ったのはリトルコゼット。声がなんとなく陰気でリトルコゼットっぽいな〜と。
そしていつもは眼中にないんですがグランテールがすごく素敵でした♪みんな革命だ〜!!て燃えてるんだけど一人だけ酒飲んで働けよ、て感じなんだけど見てるとどうも他の人とは物事の感じ方とか考えてることが違うんだろうね〜、て感じ。エポニーヌが死んだときも目そむけて悲しそうにして後ろ向いてたしアンジョルラスが子供あるものと女たちは去りなさい、て言ったときガヴローシュをほっぽり出そうとしてたし。確か原作はホモだったが。。。いずれにせよ働けよっていうことには変わらないけど。だって最後の最後酒の瓶を投げるところまでバリケードの中の方にいて酒ばっかり飲んでいて何もしてないし。でもやっぱりグランテールとガヴローシュ、コンビになるとかわいい♪前回セットで可愛かったんで今回は初めてグランテールも気をつけて見るようにしてますた。

終わるころにはほとんどみんな1階席はスタンディング状態だったし。今まで見てきたミッズのうちで断然No.1な出来でした。






ホテルステラマリス
レヴュー伝説ーモン・パリ誕生77周年を記念してー


2005.3.24@東京宝塚劇場


ウィリアム・オダネル:和央ようか
ステイシー・ランカスター:花總まり
アレン・ケンドール:水夏希
ガイ・プレスコット:大和裕河


エリザベートはちょっと宝塚っぽくない雰囲気があったのですがこちらはいかにも宝塚って感じでしたね〜。話そのものは一部破綻していてわけがわからなくなってる部分はあったけど全体的にはおもしろかったです。和央さんや花總まりさんのコンビってなんとな〜くアニメチックな気が。。。花總さんの歌は前のエリザの方がうまいと思ったけどすごいかわいいし声もかわいかった。和央さんもなんかかっこいいし。そしてオダネルさん(和央さん)の婚約者、やっぱりふられちゃうのね〜。婚約者いるのに相手役が違う人ってどういうことだ〜??て疑問に思ってはいたが。可愛そうに。。。自己主張の激しそうなわがままっぽい娘さんではあったが。そして微妙にステイシー(花總さん)の婚約者もちょっとかわいそう。。。婚約者のことをわざわざ後押しして。でもとステイシーその二人のやり取りもかわいらしいし仲良くむつまじい感じがして良かったんだけどね。
でも変わらなきゃいけない、て話してたのに結局ラストは何も変わってないのね。良いのか?それで??とちょっと言いたくなりつつラストの台詞はすごく素敵でした。宿泊客の一人の海洋生物学者、行ってることは一つ一つが意味不明でわけがわからないんだけどすごい重要な役だったことにびっくり。

レヴューは最初の花總さんの衣装はなんかぼろというより安っぽい新しい服って感じでちょっと微妙だったが。。。でも全体的に華やかで素敵だな〜と思ったところもいっぱいありました。オーレリアンとジジの出会いのあたりとかはジジがとっても可愛かった♪
オーレリアンが「パートナーを見つけた」て言ったとき「またまたぁ♪」とか言ってるところとか可愛いんだけど上品になりきれない素朴さがあってすごく好きでした。あとジジの最初の「夢が舞い落ちる」だの「星が舞い落ちる」だの歌詞はすごく良かったです。歌詞もすごく素敵だったし。
なんだかんだで花總さんがお気に入りなんだろうね。私。あとポスターになってる衣装がどれかよくわからなかった。。。雰囲気的にスペインっぽい雰囲気の時のものかな〜と後々納得しておいたけど。

全体的にとっても楽しかったんだけどでも曲が思い出せないんだよね〜。どんな劇見ても大体しばらくはその劇の曲が頭の中をリフレインするもんなんだけどぜんぜん思い出せないんだよね。そういった意味で音楽なんかの面ではもうちょっと物足りないものが合ったのかも。





We will Rock You


2005.06.05@新宿コマ劇場


ガリレオ:ピーター・マーフィー
スカラムーシュ:ピパ・クラディソン


期待半分、不安半分で見に行きました。クイーンの曲は好きなんだけど前たまたまテレビで役者さんたちがクイーンのWe will Rock Youを歌いながら出てるのを見た時なんか微妙だな〜と思ってしまったので。ストーリーもなんだったし。でも思いのほか良かったです。

ストーリーはまぁ確かにある種宗教がかっていてなんだな〜と思ったんだけど歌は良かったし。とりあえず会場について一番に思ったことは客層の違い。宝塚や東宝、四季とかに見慣れてた私からすると若い人ばっかだしなにより男の人がかなり多いのに驚き。ロックが好きなのって女の人より男の人のほうが多いのだろうね。

ロックとかの歴史?ていうのかな?過去現実にあったことをいろいろもじった冗談とかもあって私は知識がないため今がわからなかったけど詳しい人からするとすっごくおもしろいのではないでしょうか?

まぁ私は全体的に見て普通におもしろいし曲も歌も良かったので単純に良かったです。主人公の恋人役の最初の歌に超感動しました。

キラークイーンの手下の尻にしかれっぷりがなんとも楽しいです。




ラ・マンチャの男


2005.06.12@帝国劇場


セルバンテス&ドン・キホーテ:松本幸四郎
アルドンサ:松たか子
サンチョ:佐藤輝


初ラ・マンチャです。最初は興味なかったんだけど毒舌家な友達が大絶賛してたもんでどんなものかとね。
ヒロインが超エポ系ね(笑)ある意味こっちの方が激しいけど。
私は大体二部完結の作品を見ることが多いので一幕簡潔なのにちょっと驚きました。
ちょっと哲学的なお話だったので一回じゃ感情移入しにくかったけどもう一回見ればはまるかも?て感じの作品ですね。感情移入しないとはまれない人間なので。
幸四郎さんはすごく演技はうまいですね。ずっとドンキホーテやってるだけあって心理描写?的なものもすごく深いし。元は歌舞伎役者な割には歌もうまい方かと。ただ歌詞が聞き取りにくい。。。歌詞に限らず台詞もそうですね。何いってるのかわからない部分が多く感情移入しにくかった要因の一つにそれがあったり。
でもその反面松たか子は歌詞が超わかりやすく感情表現も超わかりやすいです。個人的にはすごく好きな感じです。「はん」とか言って男ども蹴散らしてるところとかかっこいい、とか思っちゃいました。でもそう単純でもないようですが…

あとサンチョ?ちょっと可愛かったです。「旦那が好きなんだ〜」とか妙にかわいらしい!て感じでした。

床屋さんのギャグも楽しかったし。終わったときとかみなさん大興奮してましたね。

山口祐一郎さんファンな私からすると一度で良いので是非山口さんにラ・マンチャを演じてみて欲しいなぁっと。
今月中に行くかどうか無理そうだけどまた再演されたら行きたいなぁっと思います♪





星の王子様


歌詞   能祖 将夫
作曲   宮川 彬良

星の王子さま:宮崎あおい
飛行士:岡田浩暉
王様:ブラザートム
キツネ&うぬぼれ男:ROLLY
地理学者:松澤一之
実業家:内田紳一郎
点燈夫:宮川浩
呑み助:福本伸一
天文学者:田子裕史
ヘビ:森山開次
バラ:安寿ミラ

新国立劇場はホールもとてもきれいでなんとなくリッチな気分になれますね。座席も座りやすいし。ティーラウンジみたいなところでは水が置いてあったので無料でのめたし。そういうところほとんどないのでちょっと嬉しかったです。
あまりチケットの売れ行きがう〜ん…て感じだったので心配だったのですが思ったよりは良かったです。

一人一人の歌唱力はぼちぼちって感じだったのですが雰囲気とかはすごく素敵。照明とかも雰囲気がいい感じ。幻想的で。
役者さん全体的に当たり外れが多少あったけどまぁ見に行って結果オーライところでしょうか。

今回結構気に入ったのはバラの安寿ミラさん。バラの花がゆらゆら揺られて歌うその姿がなんとも心地よかったです。でも、王子様との関係はわかるようでわからないようでなんとも…

岡田さんを見てるとマリユスをすっごい思い出しました。歌もそうなんだけど動きがかなりマリユスチックで笑えました。ヘビの森山さんは動きがとっても綺麗でしたね。





アスペクツ・オブ・ラブ


2005.9.18@四季劇場「自由」
劇団四季


ローズ:保坂知寿
アレックス:石丸幹二
ジョージ:光枝明彦
ジェニー:紗乃めぐみ


なんというか…とりあえず随分と節操なしなお話ですよね。仲間内でとっかえひっかえ…(汗)あきれて物も言えませんって状態。まぁこれはこういう作品だし劇団四季には珍しい作品だしまぁ良いんだけどね。

音楽はとりあえず素敵。綺麗なんだよね。タイトルは知らないんだけどジェニーの「私は人魚姫」から始まる曲が個人的には非常に好き。他にも「Love changes Everythings」とかもすきなんだけどね。あとローズのソロの歌も好きなんだけど歌詞忘れた…

キャスト的にはメイン二人は文句なし。ジョージは…みのもんたみたい(笑)なんかとっても雰囲気とか似てたかも。あまり個人的にはかっこいいとは思えなかった…ローズとジュリエッタの心境が全く理解できなかった。ジェニーはあどけなさがのこりジェニー役には良かったかと。ただ安達裕美みたいだった…でも歌声も綺麗で安心して聞けてよかったです。

なんかジュリエッタとローズってホントはレズビアン的関係らしいね。実際作品中もあの親しさはありえないとか思って笑えたけど。一番楽しかったのは二人そろって声をそろえての「老いぼれロミオ」。いろんな意味でコラコラ!て感じ。

もう1つありえないと思ったのがジョージとアレックス。あんだけ血みどろの争いを繰り広げておいて次の瞬間にはあの女性にふさわしいのはあなただ〜とかわけのわからん譲り合いをはじめて…こいつらいったいなにやってるんやら…て感じかな?

まぁ突っ込みどころは満載なんですが音楽も雰囲気も綺麗ではあったのでそれがこれの良さかな〜とは思うのですが…まぁまた見に行こう!と思うほどのものでもなかったかな。それなりにおもしろくてそれなりに良かったです、て感じ。



眠らない音


2005.10@青山劇場


歌詞   小林 香
編曲   高田 浩


詩人:姿月あさと
月:岡田幸二郎
吟遊詩人:伊藤賢明
ダンサー:森山開次


キャストはなかなか良かったので試しに買ってみたはいいけれどチケットの売れ行きがいまいちだったので内心不安だったのですがなかなか良かったと思います。思わずCD付きパンフまで購入してしまいました。アンデルセンの絵のない絵本に着想を得た物語…だそうです。
まぁ…限りなく宝塚っぽい作品だな、と思いました。月を演じてるのは岡さんでしたがこれを女性にやらせてたらもう宝塚のファミリーミュージカルとして完璧…みたいな。
音楽はクラシックの名曲をもとにしただけあっメロディがて非常に綺麗!眠らない愛はすごく好きですね。二人の掛け合いがとても素敵だし綺麗。HPの視聴でこの歌が紹介されてたし曲のタイトルからしてこの歌がラストだろうと信じ込んでいたのですが違いました。ラストは…まぁそれこそ宝塚で言うレヴュー状態。個人的にそれだけはちょっとなぁ…とはおもったり。
主人公の詩人姿月さんは…こういう風に受け止めるのは本来の趣旨から外れてる気がしますが早い話がニートなんでしょうか(笑)かっこいい系ではあるのだけどあまり彼のようなキャラは好きじゃなかったり…とまぁそれは個人の趣味なので。
後半大変そうではありましたが、歌そのものもお上手だったと思います。
どうでもいいのですがラストの彼の紫色の衣装。ズボンの部分がスカートというか…マント状態になってるのですが脇役さんたちがそれを引っぱってどんどんはずれていくのですがどこまで外れていくのか気になって気になって仕方がありませんでした。さすがに衣装の腕の部分が外れたのにはびっくり。
お月様の岡さん。衣装が美川憲一状態でした。真っ白なのになぜか少々派手な衣装に包まれお顔まで真っ白に塗ったくられて…。一緒に行った子は姿月さんのほうが歌が好きと言っていたのですが私は岡さんのほうが好きでした。なんというか心地良い低音のお声なんですよね。「愛は眠らない」のハモリの部分とかとっても好きです。
吟遊詩人の伊藤さんは歌声は好きだし詩人の歌あってこそ詩人の思いとか伝わってくるって感じですね。でも、時々彼のせいで中身がよく分からなくなることがあったのもたしかなのですが…。ステージは段が3つにわかれているのですが、お月様とダンサーの森山さんのみがあがる一番最上階にづけづけと、最上階まで昇りきってはいないまでも途中まで昇ってたのでそれは個人的に許せなかったです。詩人さんでさえ最上階まで昇ってないのに〜。
ダンサーの森山さんは星の王子さまの蛇に続いて二度目ですがあいかわらず不思議な動きをする人ですね。詩人の心象風景ということですがどのへんがそうなのかは謎ですが動きが綺麗だし。
キャストは人数少ないのに相当使いまわししているようですね。子役別で確か8人だったかと…そうとう大変だったろうな。子役が可愛いです!
それにしても今回の劇、詩人さんの衣装にお金かけすぎ。他の人の衣装手を抜きすぎです。お月様はまぁこだわってはいると思いますが、一着だからね。脇役の衣装とかちょっと貧相すぎです。。。いくらこの作品において姿月さんの役割を占める部分が多いとはいえさすがに差をつけすぎじゃないかなぁ…と。
なんだかんだと文句を言ってますが、全体的には幻想的ですごくムードもあってよかったです。あと舞台背景の大道具とかも非常に繊細で綺麗で凝ってると思いました。あと〜照明が綺麗ですごく印象に残りました。DVDがあるらしく買いたいな〜とか思ったんですが7枚セットで姿月さんのほかのDVDとまとめてでの販売らしく残念。彼女のファンではないので7枚買ってまでこれをGetしようとさすがに思えない…



リバーダンス

2005.10.15@Bunkamuraオーチャードホール


プロデューサー   モイヤ・ドハティー
作曲家   ビル・ウィーラン
ディレクター ジョン・マカルガン


念願のリバーダンスです。4年程前に存在を知って今までず〜っと行きたくて行きたくて。でもなかなか行く機会がなく行けないでいたリバーダンスについに行きました。ストーリーは前にあらすじは読んだはずなのですがまったく理解できませんでした。でもそれでも素晴らしい!踊りはあまり詳しくないのですがそれでも脚の動きとかに圧倒されてました。一人一生懸命みんなの足を双眼鏡で見ていました(笑)
1部のラストのリバーダンスはカンカンダンスみたいでしたがそれでも素晴らしい!もうそれ以外言葉が思いつかないほどでした。
個人的にすきなのはフラメンコの人。曲名で言うと「火の踊り」と「アンダルシア」かな?スペイン風の踊りを踊っている人がいるんですがその人がまたかっこいい!踊りがうまいのはもちろんのこと衣装と体の動きが一体となって衣装もまた踊りの演出であり体の一部のような感じでかっこいい。スカートを握って振りながら踊ってるスカートの動きがとても綺麗。また足の動きも力強くって良いです。
「ロシアのダンス」は楽しいです。女の人をぐるぐるぐるぐる回して目がまわらないのかな〜て感じです。うまく表現できないのですがかなり動きにくい踊りじゃないかな、と思います。
「トレーディングタップ」では皆さん…といっても5名ですがここぞとばかりにタップダンスを魅せてくれます。え〜???まだやるの?とコチラが唖然とするほどにひたすらやってくれました。このシーンのバイオリンとサックスも好きです。あえて言えばDVDで見たバイオリンさんが素敵過ぎてこちらのバイオリンさんに違和感を覚えました…が、まぁそれはしかたのない話ではある。
リードダンサーって言うのかな?メインの二人。特に最初は男の人とかあまりかっこいいとは思えないし(失礼)どうしてこの人がメインなんだろう…とか思ったのですが見ているうちにやはり足の動きが素晴らしいな〜と思いました。女性のメインも足がやっぱりしっかりしてる。これはやはり足の動きが重大な演目だな〜と改めて思いました。
踊りはもう文句なし!て感じなのですが歌はちょっと微妙でした。一番最初にソロをやっている女性も声がなんとなくこもってたし心を癒しての男性のソロもやっぱりこもっていた気がします。ラストの歌われていた男性のソロはそんなことなく素晴らしかったのでやはり声がこもってたんだろうな〜と。
バイオリンやオーボエとか合奏している方は前列と後列にわかれてるのですが前列に出ている人は何度か舞台上に上がって演奏することがあるのですがそのシーンの音楽はすごく好き。バイオリンさんとか舞台上で踊るように歩き回りながら演奏するのですごく見ていて綺麗。でもやはりDVDの方のほうが好きなんだけどね。
個人的に衣装は1部ラストのリバーダンスとかこけっぽい色だな〜と思われて微妙な気がして仕方のないところもあったのですがまぁいろいろこだわりがあっての上でのことっぽい印象も受けたのでまぁ許容範囲って感じですかね。でも衣装もかなり凝っているんだろうな、とは思いました。リバーダンスに入る前の女性のリードダンサーの登場シーンは素晴らしい。すっごく綺麗でした。
フラメンコの人の衣装や二部のはじめ、ロシアのダンスの衣装は好きです。
照明とかもろもろも全体的にはすごく綺麗で満足です。
二、三、う〜ん…てところもなくはないのですが全体的には文句なし。実は今回チケット二回分とったので後一回いけます♪今度はアイルランドの文化やストーリーについてももう少し頭に入れた上で行きたいなと思っています。



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