スターウォーズ ☆3
エピソード3 シスの復讐

映像とかは結構迫力だったんですがストーリーがもう一つ。特に主人公のアナキンが悪役になるまでの動機がいまいち欠ける…いろいろ大変な立場にいるのもわかるし辛い目にあってるのもわかるんだけどあまりも突拍子もなく悪役になっちゃうし。ちょっと前に仲間を倒してしまって「ああ、なんてことをしてしまったんだ…」といってたと思ったら議員?に「弟子になれ」て言われたらすぐなっちゃうし。
マスターヨーダもオビワンもアナキンをもうちょっと助けてあげる術もあっただろうに…と思えて仕方ないのは私だけ?
ラストもオビワンはアナキンをなんとしても助けて連れて帰ればパドメも助かっただろうし結果的にアナキンも悪の道から開放されたのではなかろうかと。。。そしてなぜかラストに突如クワイ・ガンが出てきたのも意味不明でした。

マスターヨーダは可愛いです。深刻なシーンでも彼が出てくると妙に和んでしまいます。オビワンはかっこいいね。彼はどの作品でも一貫してかっこいいですね。主人公はかっこいいんだけど顔がなんとも陰気でどうなんでしょうって感じ。ルークやレイアはあまり綺麗ともかっこいいとも思えなかったのでまだましかも。。。

なんか悲しい話の割には涙を誘う要素がちょっと少なくってそういった意味では微妙でした。おもしろいんだけど後味悪い。。。なんとなく456の展開に続けなきゃいけないってのもあってそれにとらわれてる感もちょっとあったかなー??戦闘シーンが超迫力だっただけに心の動きとかそういったところにももうちょっと力を入れて欲しかったなぁ…と思わずにいられませんでした。


オペラ座の怪人 ☆5

初めて映画開幕初日に映画を見ました。

演出とかも舞台も超華やかで綺麗!あのシャンデリア一つ一つがスヴァロフスキーのガラス細工ってのがすごいびっくり!でもそのせいか映画中にスヴァロフスキのお店が妙に強調されてたのはちょっと笑えた。でも限定「オペラ座の」涙、ほしかったなぁ。

前ブログのほうで超熱くかったけど個人的な趣味においてはCDのほうが好きだけどみんな歌がうまいし特にエミーロッサムは人間的な変化がすごくよく現れていたな〜と。

ファントムはちょっと今までの違うイメージだったかな。なんか孤独な心と心に傷をおった良くも悪くも人間的かな、と。今までのイメージは彼にとって芸術が絶対的なものなんだけどその象徴としてクリスティーヌがいてそういった意味で彼女の存在は彼にとって絶対だったてかんじかなぁ。。。と。やっぱり普通の人が見る恋だの愛だのってのとはちょっと違う感じだったので。あとラストにファントムがすべての鏡を割ってどこかへ消えたのはすごく象徴的…ていうか印象でした。仮面をとって生きていくっていう意思表明みたいに。でもやっぱひっそりと生きるんだろうね。それとクリスのお墓にささげられたバラの花も印象的でした。現在は黒白、過去、メインのストーリーはカラーになってた中現在で唯一?色をもってたってのも非常に印象的。彼の愛は永遠にあのときのまま、て感じで。っていうかそれ以前に生きてたんだ、見たいな感じだったが。

あくまで個人の趣味でどっちが好きとか言う程のはあるけど文句をつけるところもなくすばらしかったです♪劇ではあらわせないような圧倒感、残酷さ、華やかさ、美しさをすごくあらわしていたと思います。DVD出たら買おうかな、そして初回特典とかあれば良いな☆


岸辺のふたり ☆5

新宿タイムズスクエアで朝早く&晩遅くしかやってない作品。もとがDVDで発売のもので映画で見たい!という声が多くやる事になったそうです。岸辺のふたりという作品は8分しかないんですが始めに掃除屋トム、お坊さんと魚(順番逆かな?)、岸辺のふたりを二回という順序でやってました。たぶん映画見てた時間は30分程度と思われます。

掃除屋トムは単純に面白い。掃除しても掃除してもみんなごみをポイ捨てしていって。ようやく片付いた!とおもって帰ったら結局ホームレスのおじさんと思われる人がゴミ箱ひっくり返して終わり。

お坊さんと魚はお坊さんが魚を捕まえようと最初はかなり躍起になって頑張ってるんだけど段々仲良くなって、てお話。どちらもすごくえ絵が可愛かった。「岸辺のふたり」とは大分作品のイメージが違ったな。

で、本題の「岸辺のふたり」。お父さんがとつぜんボートに乗ってどこかに行ってしまってお父さんの帰りを待ち続ける娘のお話。現実的に言ってしまえば何でボートに乗っていったのかよく分からないんだけどおばあさんになるまで父の帰りを待ち続ける娘さんにほろり。音楽もすごく切ない感じで絵もまるでデッサン画、鉛筆かな?で書いたような絵なんだけどすごく温かみがあってよかったです。セリフも全くなくしかも時間も8分と超短い。ストーリーも非常にシンプル、でも細かいところはよく分からない。でも泣けました。映画で泣いたのって始めてかも。とっても映画?でした。もっといろんな人に見てもらいたい作品です。DVD購入決定です!(絵本も買った。。。)

朝早かったせいかマイナーなせいか、お客さん15人くらいしかいなかったけどおばさんも目赤くしてたり女の子が帰りにDVD買ってる人がいたり、見た人の評判はかなり良かったようです。

ハウルの動く城 ☆5

2回見に行っちゃいました(笑)1回目は友だちと、2回目は家族で。1回目は原作を読まないで、2回目は原作を読んだうえで見ました。

1回目の感想:ハウルが超カッコイイ!!
2回目の感想:同上+実はこれって中途半端な作品?

2回目の感想できつい事かいてますがそれでもすごく面白かったです。じゃないと2度も映画館まで行きません。1回目面白い&ハウルかっこいい!とか思って勢いで本まで購入したし。
とにかくこの作品は面白いけどわけがわからず中途半端。どの変が中途半端なのかというとカブの存在そのものが中途半端だし原作の良いセリフを状況が違う中でそのまま使われてるようなのでセリフがわけわからないことになってたり(ex.「がやがや町には雨が降ってるんだもの」byカルちゃん)サリマン先生の「心がない」発言も伏線張りっぱなしだしハウルは臆病だと言ってるけどその真実味が全くなかったり。エンディングもなんかすっきりしないんだよね。え?なんで戦争やってるの?あれで終わっていいの?なんで?て感じ。反戦映画というには戦争の動機とかも謎だし恋愛映画というには気持ちの変化が描かれてないし。ソフィーの「愛してる」発言もハウルの「守らなきゃいけないのは君だ」発言も唐突かな。

でも結構ボロクソいってますがこれをきっかけに一時期原作版のハウルにはまっちゃったし普通に面白かったです。動くお城のデザインもすごく素敵だったし久石さんの音楽もすごく素敵。オープニングだったかな?で流れてるクラシックっぽい曲が一番好き。

監督としての宮崎さんはどうでもいいけど宮崎さんの演出は好きかなぁ。

しかしこれ、サリマンは女の人になってるのね(笑)男のサリマンも見たかったなぁ。原作版、レティさん、ご愁傷様です。

ベルヴィル・ランデブー ☆5

たぶん知らない方のほうが多いと思いますがすごく面白かった!フランスでは超ヒットしたらしいです。セリフがほとんどなくって進んでいく映画なんだけど(歌とかニュースくらいかなぁ?)自転車競技の途中で誘拐された孫を助けに行くおばあちゃんの話なんだけど(孫と入っても大の大人)セリフがない分微妙な表情の変化とかすごくよく出ていたと思う。

おばあちゃんとツール・ド・フランスのレスキュー隊?の乗ってる車をパンクさせられてえさのために穴を口でふさいでただひたすら走る…いつもいつも孫(大の大人だが)が最優先でえさがなかなかもらえない愛犬(哀?)のブリュノーとか。掃除機や新聞紙、冷蔵庫?を楽器にしている3姉妹(といってもおとしよりのおばあさん)にもびっくり。いや。。昔の綺麗な3人組との変りようや蛙をダイナマイトで殺して食べてるのにも驚いたが。極めつけは悪者が乗っている車を靴のかかとで引っ掛けてひっくり返して海にどぼーんとやっちゃったおばあちゃん。ホントにはありえないことなのにその発想力にびっくり!日本人じゃ出来ない発想だよなぁ。

すごいおもしろいのにタイムズスクエア新宿でしかやってないというのがすごいもったいないなぁ。後々まで心に残る感じじゃないけどその時をめいいっぱい楽しむフランス人ぽい(私の偏見)面白い映画だった。日本人では決して作れない面白さなんで是非いろんな人に見てもらいたいです。この面白さを伝えきれないボキャブラリーのなさが口惜しい。。。

曲も全体的に良かったし。
あとパンフレットでは孫が超可愛かったのですがそれははじめの初めだけであとはちょっと不細工でした。。。(がーん)でもこの映画、キャラ可愛くないのに憎めないというか愛嬌がすごくある。DVDが出たらちょっと欲しいかも。

山猫 ☆3

友だちに誘われて見に行きました。土日だったのも手伝って超長蛇の列でした。こんだけ混んでるのは久しぶりですね〜。あまりお客さんいないんじゃないかな−とか思ってたが予定外だった。ホントは午前の回に見るはずだったが見れず午後に延長。。。

すごくストーリーとかはすごく哲学的で私にはちょっと難しかったかな〜。滅びの美学というのかな?
でも衣装は華やかなものが多かったし、俳優さんもいろいろすごそうな人も多かったし。アランドロンとかかっこいいとか言うけどどうのかなーと思ってたがホントにかっこよかったです。恋人も綺麗だったし。

あと映像とかもすごく素敵だったしね。
面白かったのですが難しかったわぁ。
見に行ったのはちょっと前だったんで名前とか忘れてしまったのですが主人公のおじいさんとか踊ってるところも超かっこよかったです。すごいダンディーですよね〜♪
一緒にはじめのほういた神父さんは相当胡散臭かったですが。。。

キング・アーサー ☆3

フランス文学をかじるもの、アーサー王は見に行かなきゃいかんでしょーと行きました。う〜ん。奥さんが超きれい。

それはさておき世の中のほとんどの戦いシーンのある映画でも戦術とかほとんど無視されてるんだけどこの映画は戦術とかすごく考えられててついつい「あぁ!なるほど!」みたいな感じでした。

ランスロットとアーサー王のいい友だちっぷりも出てたしアーサー王の部下の一人の奥さんが歌ってるシーンも良かったです。

主人公のアーサー王が余りかっこよくなかったなぁ(笑)それこそ前半は「何でこの人にみんなついていくんだ?」と疑問に思うくらい。むしろランスロットの方がかっこよかったし、奥さんがやたら綺麗だったが。。。
のちのち映画評論紙に「中年男のアイデンティティ探し」(笑)と書かれてたがまさにぴったりって感じでした。

私はそんなに歴史好きじゃないけどこの辺の話はフランス語&フランス文学について勉強している立場からするもうちょっとこの人たち周辺のいろんな話にも触れて欲しかったかなぁ?
トリスタンとイゾルテの話とか。まぁ時間的にも無理だろうし前後関係を私は知らないのでなんともいえないが。

どーでも良いがこのアーサー王。ランスロットと奥さんの浮気に気づいて怒り狂ってる間に第三者から国をのっとられてしまうんだよね。伝説の剣エクスカリバー持っててちょっと間抜けだなぁ。


ハリーポッター〜アズカバンの囚人〜 ☆4

祝!シリウス登場☆シリウスブラック、大好きなので期待度大でした。脇役なので仕方はないのですがもうちょっとシリウスの出番が欲しかった〜。中途半端に出てるので怒涛の人で(突然現れてよく分からない間に消えていく状態)で終わってしまった気が

。ハリーとハーマイオニーが時をさかのぼってシリウスとヒッポグリフ?を助けるシーンがすっごく好き。時を旅するという設定そのものがすきなのよね。さっきもあったことを同じ様に繰り返す不思議さがたまりません。

あとピーターが非常に見苦しい。悪役なら悪役らしくかっこよく振舞いなさい、と思うのは私の趣味がおかしいのでしょうか?

あとはじめのほうの聖歌隊っぽい人たちが歌ってる最初の方の音楽も好き。とっても不思議な雰囲気で。とっても満足。早く次が見たい!シリウスが次はもっとかっこ良くなってるといいなぁ。
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