ヴィクトル・ユゴーとロマン派展


せっかくユゴーさんにまつわるものが日本に来ていて、しかも偶然その期間中会場の大阪の祖父母の家に来たというのにユゴーさんの作品が大好きって言う私が行かないわけには行かないでしょー。というわけでユゴー展を見に大阪の天房山、サントリーミュージアムに行ってきました。
大阪だから東京の展示会よりは人は少ないだろうと思ってたんだけど意外と人が多かったです。ミッズで人気になったからでしょうか。さすがです。ちょっと驚き。
大まかにこの展示会は第一部と第二部とわかれていて一部は「ヴィクトル・ユゴーの生涯と作品」としてユゴーさんにまつわるものを絵や写真、彫刻やらメモ書き、ポスターなどなど。いろいろなものがありました。そして二部は「19世紀フランスの芸術と文化」で同じロマン派の代表的人物ドラクロワを中心とした画家、ベルリオーズを中心とした音楽家の紹介がされていました。とはいってもベルリオーズは初めて聞いたんだけど。。。あ、あとパリの写真なんかもあったけど。一つの章の中でもそれぞれ三つの章にわかれてました。
まぁそれはさておきサントリーミュージアムの入り口からユゴー展を見終えるまで大体の感じを振り返って見たいと思います。
チケット売り場でチケットを購入して近くにあるエレベーターに乗って。確か5階まで上がって降りるとミュージアムの入り口前にヴィクトル・ユゴーの一生をビデオで10分ほどで振り返るコーナーがあります。
で、中に入るとまず一番に目に入るのはユゴーさん自身が書いたというお城とかの絵。そしてその側にはこの展示会のポスターにもなってるユゴーさんの写真や胸像、新聞の風刺画のようなユゴーさんの絵がありました。ポスターになった写真ですがこの時期から写真はこんなに綺麗に現像できたのか!と個人的にすごく驚きでした。少し歩くとユゴーさんが書いた本そのものとか手紙なんかも飾ってあったしあとノートルダムのカジモドとエスメラルだの映画のポスターもありましたね。で、家族の絵とかが出てきて第一部の第一章終了。こちらはユゴーが亡命する前の彼にまつわるものなんかを紹介していたようです。
第二章は亡命後、です。こちらもこの亡命時期にユゴーさんが書いた本の現物や手紙なんかが置いてあったのですがコチラで印象的だったのはレ・ミゼラブルにまつわるポスターとかコゼットの像なんかがあったことですね。ミッズの本の挿絵もあったし。あとはユゴーさんたちの写真も多かったです。ミッズの好きな私としてはなかなか楽しい章でした。
そして第一部のラスト、第三章の亡命後です。やっぱりどうも手紙や写真がメインですね。後は本とかいろんな挿絵っぽい絵。臨終のユゴーさんの像とかユゴーさんが書き残したメモ?とかすごい印象に残りました。死の床で「愛することは行動することだ」という言葉を書ききるしてそのメモがあったのですがそれがフランスでは国宝だってのが驚きです。この章の終わりの方にユゴーさんが住んでたオートヴィル・ハウスの中の様子をビデオで紹介していましたがすっごい綺麗でしたよ。金持ちだな〜と感心してしまった。。。なんかお城みたい。
そしてそこまで見終わったら下の階へ降りて第二部に突入します。
第一章ではドラクロワを中心としたロマン派の画家さんの絵や彫刻が中心でしたがとりあえず一番にあったものは当時のドレスなんかの衣装でした。そしてまぁその後は絵と彫刻が続くのですがドラクロワの絵が見れて超嬉しかったです。あと陶器っぽいものに書かれたアモルとプシュケの絵も超色使いが綺麗で見とれちゃいました。でも一つ欲を言うとあの有名なドラクロワのフランス革命っぽい絵もみたかったなぁと。
そして次の第二章であったものはベルリオーズとその時代の音楽家について。ベルリオーズに関する絵や彫刻、手紙。それから音楽書とかもありました。ジョルジュサンドとショパンのラブレターなんかもありました。超高級そうなピアノなんかもおいてあってついつい見入ってしまいました。あ、バイオリンもあったかな?
で、第三章は主にパリの街やフランスに関する絵や写真がほとんどでした。結構皆さん軽くみながしてる印象を見受けられましたが個人的には最近行ったところものってたので懐かしく思いながら見てました。
で、まぁ展示会場を後にしましたが帰る前にお土産屋さんに寄ってユゴーとロマン派展のパンフレットを買って帰りました。重かったなぁ。。。
今回この記録を書きながらも結構いろいろ参考にしてます。一ヶ月くらいしてから書いてるので忘れてる部分もちらほらとあるので。。
まぁとにかく全体的にまとまってたと思うしミッズファンの私にとってはとてもおもしろい展示会でした。


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