ユゴー記念館


パリのコンコルド広場のそばにある貴族たちの憩いの場、ヴォージュ広場の一角にかつてユゴーさんが住んでいた館があります。ユゴーさんは政治活動の中で亡命したりなんだったりといろんなところを転々としていたようですがその中でもこの屋敷とイギリスのガンジー島にあるオードヴィルハウスの館が滞在期間の特に長かった屋敷のようです。

大学生活最後の春休みに卒業旅行としてついにこのユゴー記念館にやってきました。そのユゴー記念館に関して思い出を記録ついでに簡単に書いていきたいと思います。。

メトロのヴァスチーユ駅で降りて出口を出たらそこはもうあの有名なヴァスチーユ広場。そしてヴォージュ広場に向かって歩きます。どれくらい時間がかかったかはっきり覚えてませんが10分〜15分あればつくと思います。道の途中にもMaisons de Victor Hugoと道案内のようなものがいくつか立っていたので方向はわかりやすいと思います。1度だけ道を曲がるところがあるのでそこを間違えずに曲がったらヴォージュ広場に着きます。そして広場を囲むようにして建っている建物のその一角がユゴー記念館となります。本当に建物の一つを使って記念館としてます、という状態でそこに記念館があると知らなかったらアパートの一つかと素通りしてしまうんじゃないか、と思ってしまうようなくらい他の建物と同化してしまっています。

入り口を入るとまず右にはお土産やさんらしきお店が見え左には階段が見えます。おそらくその階段の上のほうに記念館があるのだろうとドアをあけて入ろうとすると入り口に立ってる男の人たちが「となりで切符をもらってくれ」と身振りで示してくれました。ガイドブックで無料と書いてたけど有料になったのかな〜と思いつつ残念がってたらチケットは必要だけどそのチケットは無料なようでした。大きい荷物を持ってた一緒にいた友達はここで荷物を預からさせてほしいと没収?されました。どうも荷物で絵とか彫刻をぶつけないようにするためそこで荷物回収するためにチケット制になっているようです。

チケットをもらって階段のある方の建物に行って階段を上っていると「レ・ミゼラブル」のポスターや他にも絵がいっぱいありました。

いくつもの部屋があったのですがはじめの方にユゴー本人やその家族たちの肖像画や遺品、彫刻などのお部屋がいくつかありました。そしてそれから中国っぽいお皿がいっぱいあるお部屋がありました。バックの壁がとても落ち着いた色でお皿の東洋的な華やかさ?が際立っていてよかったです。ちなみにこのお皿、愛人のジュリエットのために購入したものらしいです。この部屋から見えるヴォージュ広場の公園の木の緑がとても綺麗でした。それからシャンデリアがとても綺麗なお部屋があってその奥に有名な…と少なくとも私はそう思ってるユゴーさんの絵がありました。そしてそれに向かい合ってお孫さんたちの絵。とても壁紙が可愛かったです。あとはユゴーさんのベットなども置いてありました。

私はユゴーさんはすごく好きだったけど一緒にいた友達はそうではないのでつき合わせるの悪いな〜とか思いつつ向かっていたのですがあまりユゴーに興味のない友達にもインテリアとか調度品を見るだけでもかなり綺麗だったり可愛かったりしたので見ごたえあったようのでよかったです。無料なのにこんなにいろんなものを見れるなんてすごいですね〜。市や国が運営してるんでしょうかね?帰り際階段前にいたおじさんたちに「ユゴーは好き?」とか聞かれて「はい」とか言ったらここの地図を渡されて強烈PRされました。。。が、次これるのっていつかな〜(汗)

余談ですがこの博物館は3階にあるのですがそこをさらに上に行ったらお手洗いがあります。ヨーロッパってお手洗い行くのに苦労するので(笑)一応紹介しておきます。



Maisons de Victor Hugo
ヴィクトルユゴー記念館


開館時間:10:00〜17:40
入館料:無料
休館日:月曜、祭日
電話番号:01-42-72-10-16
16 6,place des Vosgues.75004 Paris



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