オリジナルロンドンキャスト
Les Miserable
コルム・ウィルキンソン


今のミッズと結構違うところ多いですよね。いろいろと歴史の移り変わりを感じます。ガヴローシュやコゼットのソロとか変わっちゃってたり。このマリウス、個人的に超好きです。ヴァルジャンのコルムさんは〜10周年記念が強烈過ぎて物足りない。それでも Who am I や Bring Him Home はやっぱり素晴らしい!基本的にみなさん歌はうまいんですが10周年やインターナショナルキャストばかり聞いてる私としてはこじんまりとしていて少々物足りない気がしてしまいます。でも「民衆の歌」を始めとした合唱曲はいい意味でみんな自己主張抑えてくれてて全体的にまとまっていていい感じです。エポニーヌは〜可愛いんだけどなんか違和感が…CDでしか聞いたことのない島田さんが好きだから余計そう思うのかな?でもかわいらしいです。



東宝レ・ミゼラブル
鹿賀


東宝レ・ミゼラブル
滝田


東宝レ・ミゼラブル
山口


オリジナルフレンチキャスト
Les Miserables
モーリス・バリエール

ロンドンのミッズよりさらに元祖なミッズです。これとロンドンオリジナルを聞き比べただけでもぜんぜん違いますので歌がどうとかの前にミッズマニアには一度は聞いて欲しい一品。
まずフランス語版ではあの有名な司教様からスプーンを盗んだり食だいを盗んだりするシーンが全くカットされてていきなりマドレーヌ氏の工場で働く市民達の歌から始まっちゃうんです。まぁ銀の食器のエピソードではフランス人にとって一般常識だからでしょうか。エポニーヌのソロの「On my own」がファンティーヌ用になってファンティーヌのソロは「夢やぶれて」と「On my own」の二曲になってます。
っでもってエポニーヌのソロがなんか夢見る少女系の雰囲気の曲です。悪くはないんだけど私のイメージの中では「On my own」の方が良かったかなぁ。エポニーヌはどうしても島田エポの印象が強いため。
ラストも全っ然違いますよ。英語のほうではバルジャンが死んでファンティーヌとエポニーヌがお迎えに来て(?)そのまま他の革命をおこそうとしてた学生達が一緒に「民衆の歌」歌ってましたよね?それがないんです。死んだらもう一人で天に昇られるようです。私が研究足らずでいるせいかなんなのか・・。どっちがいいかは分からないんですけどね。でもこのラストのせいかロンドンのほうが壮大でこっちのほうが素朴?な感じかな?


1995年 10周年記念コンサート CD
コルム・ウィルキンソン

コルム様がオーラー発しまくってます(笑)。本当に後光を発しているジャン・ヴァルジャンで善のものとなるべく生まれてきた人って感じです。原作から見ると多少ずれてる気がするんですが…。でもまぁきっとミュージカルレ・ミゼラブルのなかのベストヴァルジャンであることには変わりないかと。音がすごく綺麗なのですごい迫力です。ラストの風船の割れる音とか始めて聞いたとき真面目に驚きました。マリウスやジャヴェールは文句なし。あえてコメントする必要もございません、てくらい。コゼットは日本版だとよく私的に突っ込みどころ満載なキャラになってますが上品で嫌味じゃなくかわいらしいです。滑稽なテナルディエにどすのきいたその奥さんとイメージピッタリです。ファンティーヌはどすのきいた歌い方が印象的。個人的にはすきなんだけどあまり可哀想とは思わないのよね。エポは島田さんが個人的に好きすぎてなんなんでその贔屓目があるかと思うけどもうちょっと可哀想度が高いほうが良いかと。でもざっくらばんというか泥まみれな印象があるので基本的に原作のイメージには非常に近いからまぁいいかな。ラストの各国のヴァルジャンによる「民衆の歌」はすごく嬉しいです。鹿賀ヴァルジャンの歌い方(CDでしか聞いたことないけど)は好きじゃないんですがこのときの鹿賀さんの歌は嫌いじゃないです。いろんな国の言葉で民衆の歌をフレーズフレーズで歌ってるのでなかなか楽しいですよ。そしてOne Day Moreで終わってくれるのもまた個人的には嬉しいです。謎の言語がほとんどですが。10周年記念とシンフォニックレコード盤は落ち着いたら曲ごとの感想も書きたいと思ってます。


コンプリート・シンフォニック・レコーディング


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